ハワイは安全か

 

結論から申しますと:ハワイはメインランドに比べるとずっと安全

私はメインランドにも10年ほど住んだのでわかりますが(ロサンジェルスとセントルイス)、ハワイは、メインランドに比べるとずっと安全です。

一つの理由は、メインランドほど、居住地域が人種別に分かれていないということではないでしょうか。メインランドでは、白人地域に少数派の人種が移ってくると、家の値段が下がることを恐れて、多くの白人が家を売って引っ越してしまいます。黒人を差別しているからではなく、経済的な理由です。ちなみに、米国では、少数民族が移ってきたから早く売った方がいいと言って、不動産業者が家を売ることを勧めるのは、違法です。こうして、瞬く間に街の様子がすっかり変わってしまうのです。白人はどんどん郊外に引っ越し、黒人がそれを追っていく形になります。

このようにして、町の中心街はドーナツ化していきます。今は、あまりにも遠くに移って通勤が大変になってきたので、誰もいなくなった中心街を再開発して、白人が戻りつつあります。

私も、最初に買った家は、ロサンジェルスの郊外のパサデナにありました。パサデナは、当時から人種の多様化を図り、白人街と黒人街の境目に金利の低いローンを出していました。それが原因で、白人が黒人街に家を購入するという、珍しい現象が起きていました。私も、このローンをもらって家を買ったわけですが、当時の安いローンというのがなんと8.75%。時代は変わりましたね。

ハワイのホームレス問題

というわけで、メインランドでは危険だとすぐにわかる地域がありますが、ハワイはそれほどではありません。しかし、ホームレスの問題は悪化しています。ハワイ州は人口当たりのホームレスの数が、米国一です。実は私の息子はホームレス・シェルターで働いており、私の持ち家の一つはシェルターとして貸しているので、ホームレスの問題はよく知っているつもりですが、ここでは皆さんに関係ある事柄のみに触れたいと思います。

ホームレスは、文字通り家がありませんので、よく移動します。以前は、カカアコ地域に多かったのですが、再開発されて高級マンションが建つようになってからは、めっきり減りました。ですから、今多いからと言って将来も多いとは限りませんし、今いないからと言って将来もいないとは限りません。また、昼間はいなくても夜はいる、その逆もあります。

一言でホームレスと言っても、いろいろな種類の人がいますが、ほとんどは危険な人ではありません。最も危険なのは、麻薬の売買をしている人たちです。麻薬が原因でホームレスになる人は多いのですが、夜中に人通りのない場所を一人で歩かない限り、特に問題はありません。

この点、最近変わりつつあるのがダウンタウンです。以前は、夜中のダウンタウンは、ホームレスと、麻薬の売人と、売春婦くらいしかいませんでした。今は、ダウンタウンで働いている人のランチではなく、ディナーの客が目当ての本格的なレストランが増えてきて、夜、道路を閉鎖してイベントが行われることも増えています。ホームレスはまだいますが、市は、もう少し人目につかないところに移動するよう、指導しているようです。

ダウンタウンの東側にあるカカアコが再開発され、将来的にはダウンタウンの西側にあるカリヒ地域が再開発されていくと思われますが、それはまだまだ先の話でしょう。

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