ホノルル人気地区のマンションが割安で売りに出されました
ハワイに良く行かれる方は、アラモアナショッピングセンターに近いドンキホーテがどこにあるかはよくご存じでしょう。この周辺は、とても便利な場所ですが、割と安価な分譲マンションが立ち並んでおり、27階建てのカピオラニメイノーもその一つです。2203号室を売りに出していたご夫婦から、エージェントに頼んだけれどなかなか売れないし、こまめに連絡を取ってくれないので、代わりに売ってくれませんかという依頼がありました。


調べてみたところ、全部で3戸売りに出ているのですが、そのうち二つが売り急いでいるようで、32-33万ドルに値段を下げてしまったのです。この2年間、35万ドル以上で売れた部屋が12戸もありますので、相場は35-36万ドルと言っていいでしょう。このご夫婦も、事情があって売り急いでいるので、$319,000で売りに出すことにしました。
投資物件として購入すると
ここを貸すとすると、多分月$1,600くらいで貸せると思います。ということは、日本でよく使われる表面金利($1,600×12か月÷$319,000)は6%ですが、米国では運営費が高いせいもあり、表面金利は使いません。実際に手元に残る営業純利益を価値で割ってキャップレートを出しますが、半分近くに減るでしょう。しかしホノルル市内の中古不動産が年平均5%くらい上がることを考えると(過去15年間の平均)、悪くない投資です。
最後に、先日のブログでも書いたように、日本の不動産業者の方には、私が双方代理をして差し支えなければ、紹介料として私が買い側のエージェントとして受け取るコミッションを全額紹介料として差し上げます。この場合、$4,497.90です。業者を通さない場合は、その分お値段を下げて、つまり$314,000でお売りします。なお、ホノルルの物件は平均3週間以内に売れますので、ご興味のある方は、すぐにご連絡ください。
2019年9月13日現在
この物件は、土曜日に売りに出し、日曜日に3時間のオープンハウスをして、9組の方が見に来られました。そのうちの一人は、投資家に頼まれて見に来たエージェントで、投資家本人は物件を見ることもしないで、月曜日にオファーを出してくれました。オファーが切れるのが水曜日の朝でしたので、一日待ちました。火曜日に内見の予約が三つ入り、そのうちの一人が希望価格以上のオファーをしてくれましたので、最初のオファーはお断りしたという次第です。
このように、割安物件はすぐに売れてしまいます。そのうち休みを取って見に行こうかなどと思っていたのでは間に合いません。また、希望価格以上で売れることもよくあります。この売主のように、割安で出して、たくさんの人に見てもらい、複数のオファーがあると、オファーを出す方も、希望価格以下では買えないことが分かっていますので、高くオファーするわけです。
ハワイの不動産投資の雰囲気が、少しでもご理解いただけたら幸いです。
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