2024年7月21日、日曜日。ワイアナエのマイリ地域の2戸一物件を見に行きました。迎えてくれたのはエージェントのダニエルさん。彼は、オープンハウス・シッターではありません。物元のエージェントで、物件のことはよく知っていました。なかなか売れなくて困っているみたいだね、と言うと、早速理由を説明してくれました。
この家は、去年の7がt31日に売りに出ました。約1年前です。そのときの売り出し価格は$659,000。少しずつ下げて、今は$559,000です。売れない一つの理由は、前の道で左折できないこと。右折してちょっと走ってからUターンしないといけません。繁華街のコンドならそういうことはよくあります。住宅街では珍しいですが、そんなに大問題かな?
もう一つは後ろの山です。山から岩が転げ落ちるのではないかという懸念です。そんなことは今まで起きたことはないそうです。ここからは見えませんが、石壁の上は道です。裏山から岩が転げて来ても道に落ちるから大丈夫とのこと。サムネの写真を見てもわかりますが、道幅はかなり広い。確かに心配なさそうです。でもこの壁は今にも崩れそう。
ここは、もともと広い土地で、3棟の家があります。それらを区分所有にして、売りに出しました。オープンハウスは2LDKとワンルームです。両方でたったの960平方フィート(89平米)。ラナイは、家の前にあります。その他374平方フィート(35平米)とMLSにありますが、それがこのラナイかもしれません。その割には狭いけど、他に何もない。敷地は4,412平方フィート(410平米)。1955年築。私が生まれた年です。各部屋にAC装備。もちろんバスルームはそれぞれ一つずつ。
2LDKのユニット$2,000くらいで貸せるだろうとのこと。ネットで見るともっと高く貸せますが、狭いのでそんなもんでしょう。オーナーは家具付きで売ってもいいと言っているそうです。ベッドもないし、大した家具ではありませんが。
ワンルームは$1,200-1,500で貸せるとのこと。これもネット家賃よりは低いですが、狭いのでそんなもんでしょう。$1,200としても、全部で$3,200。悪くない収益です。
ハワイには、2~4戸一物件や、ADU(付帯住居付)の物件が少ないので、オープンハウスがあればすべてをお見せしていました。でも、これからは収益のいいものだけにしようと思います。その代わり、法的には1戸でも、一部を貸せるようになっている物件も、収益の良いものはご紹介するようにします。
もう一つ分からないことがありました。固定資産税評価額が$1,256,700です。なぜそんなに高いのか聞いたところ、これは区分にする前の評価額だそうです。区分にした後は、$416,100です。$125万の家を半額以下で売っているわけではありません。
AirB&Bで貸せるかと思ったのですが、ビーチのホームレスが問題ですね。長期賃貸でも収益は悪くないし、お手頃です。もっと安いオファーを出しても買えるかも。