今日はリーワードのマイリのオープンハウスに行きました。島の西部で、ホノルルから40分ほどです。

　5LDKで1552平方フィート（144平米）、1974年築です。4LDKと1LDKに分けることができます。2台とめられるカーポートは400平方フィート（37平米）。1LDKはリビングが広いです。元ポーチだった部分を台所、寝室、バスルームにしました。元ポーチは300平方フィート（28平米）しかないので、とても狭いです。

　母屋とは段差があって、左に階段があります。本来なら手すりがあるべきですが、家を分けることによって母屋と行き来する必要がなくなったので、取り外したそうです。

　寝室はすごく狭いので、テナントはリビングに寝ていたそうです。全体が綺麗に改装してあります。

　母屋は1,192平方フィート（111平米）。敷地は5,000平方フィート（465平米）。売り出し価格は$775,000。固定資産税評価額は$544,000。でも、これには改装は反映されていません。

　母屋との壁に窓が複数ありますが、プライバシーのために、両側にカーテンを付けないとだめですね。ちなみにAI評価額は$653,500。母屋は$1,600、1LDKは$1,200で10年同じ人に貸していたそうです。ネットでは母屋は$3,900ですが、4LDKの割には狭いです。1LDKは$1,800ですが、ちょっと間取りが変ですね。

　法律的にはこれは一つのユニットで、二人のテナントに別々に貸すのは違法です。どちらかを自分が使い、もう片方を貸すことになります。ローンの支払いの足しにするために、こういう家は人気です。GDPの計算には、持ち家に住んでいてもその「家賃」が加算されます。それを帰属家賃と呼びますが、自分が住んでいても家賃は発生しているという考え方です。母屋に住んで、その帰属家賃が$3,900だとすると、この物件の表面利回りは8.8%で、悪くないです。

　このくらいの利回りの家は、田舎のリーワードに多いです。全体を5LDKとして貸しても、悪くない利回りです。

　ただ、最近この辺りは暴力犯罪が増えています。メインランドの貧困街よりはだいぶんましですが、不良少年グループの抗争があるのかな。サーフィンが好きだが、ノースショアは高くて買えないと言う人にはいいかも。