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ワクチン義務化の州には住みたくない?!政治の二極化が住む場所に影響を与えるーザンパーー

不動産賃貸サイトのザンパーが、政治的な理由が住む場所の選択に影響を与えるかどうかについて、サイトの1,500人のお客さんを対象にアンケートをしましたので、今日はその結果について解説します。

政治が住む場所選びにどう影響するのか

 米国は日本と違って政治的イデオロギーが強く、どちらの党を支持するかによって親子や夫婦の仲が悪くなることも珍しくありません。州(state)と言う言葉は国と言う意味で、国が集まってできたのが合衆国ですが、州や、あるいは都市部か田舎かで政治色がかなり異なります。そこで、政治が自分の住む場所選びにどのように影響するかを調べたわけです。

「自分の政治的傾向と合わない地域でも引っ越しますか」と言う質問に対して、いやだと答えた人が35.8%で、引っ越してもいいと答えた34.6%を上回りました。また、自分の政治的信条に合わない地域に今住んでいると答えた人は29.7%でした。政党別でみると、ノーと答えたのは民主党支持者の方が多く39.9%で、共和党の35.7%を上回りました。合わない場所でも引っ越すと答えた共和党支持者は42.5%で、民主党を約15%も上回っています。

自分の政治的傾向に合わない地域でも引っ越しますか。

上から、共和党、民主党、無所属 青:はい、黒:いいえ、灰色すでに合わない場所に住んでいる

 年齢別でみると、18~29歳の若い人は、43.9%が引っ越すと答えているのに対し、60歳以上は30.2%です。18~29歳と言うと、高校や大学を卒業して就職する年頃ですから、就職先の会社の方が、住む場所よりも大切だということでしょう。60歳以上の方は、元々引っ越す理由がないので、わざわざ政治的に合わないところに引っ越す理由がないということではないでしょうか。

これは、若い人には民主党支持者が多く、お年寄りは共和党支持者が多いこと、また民主党支持者の方が住む場所の政治色を選ぶという先ほどのグラフを見てもわかります。最初のグラフだけを見ると、若い人の方が場所を選ぶはずですが、住む場所の政治色よりも仕事の方が大切だということでしょう。

パンデミックへの対応は引越に影響するか

 「その地域がパンデミックにどのように対処したかが、引っ越すかどうかに悪影響を与えますか」と言う質問には、38%が与えると答えたのに対し、27.1%が与えないと答えており、具体的な内容によると答えた人は35%でした。これを年齢別に見ると、18~29歳の若い人は47.4%が与えると答えているのに対し、60歳以上は31.3%にとどまっています。

パンデミックで重症化する人はお年寄りの方がずっと多いわけですが、若い人の方が気にしているという結果です。これも、民主党支持者が多い若い人ほど、政治が住む場所の選択に与える影響が強いということでしょうか。あるいは、お年寄りはどうせ引っ越すつもりがないので、そんなことは気にしていないのかもしれません。

その地域がパンデミックにどのように対処したかが引っ越すかどうかに悪影響を与えますか

青:はい、黒:いいえ、灰色:内容次第

マスクをしなければならない地域に引っ越しますかと言う質問に対しては、共和党支持者で引っ越しても良いという人が44.8%しかないのに対し、民主党は86.3%です。米国では、今まで仕事上の理由以外でマスクをするという習慣がなかったので、抵抗を感じるのは分かりますが、それは両党の支持者に言えることです。

COVID-19ワクチンをいくらかでも義務付けている地域に引っ越しますか

上から、共和党、民主党、無所属

 ワクチンの義務付けに関しては、共和党はさらに低くて37.7%、民主党は82.9%です。もともと共和党の方が国民の自由を主張する党ですので、この違いは分からないわけではありませんが、いかに政治のイデオロギーがパンデミック対策に影響を与えているかが分かります。トランプが大統領だった時は、逆に民主党の方がワクチンに反対していた人が多かったし、最初のグラフのように、民主党支持者の方が、引越先をその地域の政治色で決める人が多いので、これは共和党だけの問題ではありません。

 

隣家のトランプ支持のサインで契約が破談に

ドナルド・トランプのキャンペーン・サインがマイホーム・バイヤーを追い払うか

 2020年の選挙戦の最中も、この問題を反映するハプニングがあったようです。これは、2020年6月のインマンの記事ですが、寄稿者は、記事の内容からしてバイデン支持者のようです。すべてうまく行っていたのに、隣の家にトランプ支持のサインが置いてあったという理由で買主の気が変わったという例が幾つか載っていました。そんな人の隣には住みたくないということでしょう。

逆に、バイデンのサインを見て気が変わったという例は載っていませんでしたが、これも、民主党支持者の方がそういうことを気にしており、政治に熱心な人が多いということなのでしょうか。日本でも総選挙があったばかりで、投票率も低く、政治にあまり期待していない方が多いのは問題かもしれませんが、米国のように二極化が進むのも、困ったものです。

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今日は、不動産賃貸サイトのザンパーが、政治的な理由が住む場所の選択に影響を与えるかどうかについてアンケートをしましたので、その結果について解説しました。またこの動画が良かったと思ったら、グッドボタンを押して頂ければ励みになります。このチャンネルではハワイの物件情報や、アメリカ・ハワイの不動産マーケットの情報をお届けしています。アメリカの不動産に興味のある方、ハワイで不動産を持ちたい方は是非チャンネル登録をお願いします。

政治的二極化が住む場所に影響を与える:ザンパー
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