西オアフ海岸沿いのレクリエーション、店舗、娯楽総合施設ワイカイの開発は、予定通り進行しており、今年中には完成する予定です。ワイカイは、エヴァビーチのホアカレイ・リゾート内にあり、9エーカー(36,400平米)のワイカイ・コマーシャル・ディベロップメントによる開発です。ワイカイは、ホアカレイ・リゾートなどを開発した長谷工ファミリー・オブ・カンパニーズの一部です。
「ワイカイは、一年中、地元の人も観光客も来ていただいて、いろいろなアトラクション、イベント、また美しい太平洋をバックにウォータースポーツやハワイ文化を経験できるところです。ユニークでインターラクティヴな参加型の体験、食事付きのイベント、音楽、フェスティバルなどがあります。」(ワイカイ店舗開発ディレクター、ラリー・キャスター氏)
キャスター氏によると、ワイカイ・プロジェクトの第一段階の投資は、1億ドルを超えるそうです。世界的なサプライチェーンの問題と資材の高騰の影響はあったそうですが、具体的な数字には触れませんでした。ワイカイの建築工事は、2020年10月に始まり、今年完成する予定で、オープニングは2023年ですが、日付はまだ発表されていません。
ワイカイの呼び物はワイカイ・ウェイブで、世界最大の固定サーフィン・ウェイブです。そのほかにも隣接する52エーカー(21ヘクタール)のレクリエーション用ラグーンにウォーター・アクティビティーや、レストラン、カフェ、その他の店舗があります。
ワイカイ・ウェイブは、サーファーのシェーン・ベシェン氏とパートナーシップを組んで、シティーウェイブが開発しています。ワイカイ・ウェイブは、幅30メートルで、波の高さは60センチから頭の高さまで調節できます。
「シティーウェイブの技術は、オアフのノースショアの有名なワイメア川の砂州や、ミュンヘンのアイスバック川の自然の動かない波を真似たものです。」(ワイカイ店舗開発ディレクター、ラリー・キャスター氏)
キャスター氏によると、ワイカイには2軒のフルサービスのレストランと、フィットネスや健康、家族、芸術、文化、季節のお祝い事などのイベント用の広い芝生があります。
6月には、ワイカイがイベント・インターナショナルとパートナーシップを組み、イベント、フェスティバル、プライベート・パーティー、その他のコミュニティー活動の開発、誘致、ホスト、運営をすることがアナウンスされました。
それによると、ワイカイには61,200平方フィート(5,686平米)のイベント用の芝生、ファイヤピットのテラス、隣接するワイカイ・ラグーン沿いのプロメナード、またワイカイ・ウェイブには12,600平方フィート(1,170平米)のサーフサイド・ローン(芝生)、またザ・ラインアップの中にもそのほかの施設があります。
「イベント・インターナショナルが協力してくれて、ワイカイで、ユニークでインターラクティヴな、世代を超えた参加型イベントの予定を組んでくれていることを、喜んでいます。イベント・インターナショナルのチームは、フルサービスのイベント・プロフェッショナルで、彼らと協力することによって、オアフのイベント名所になるという私たちの目的を早く達成できると思っています。」(ワイカイ店舗開発ディレクター、ラリー・キャスター氏)
「私たちは、このエキサイティングな新しいプロジェクトの一端を担っていることを喜んでおり、多くの楽しいイベントがオアフ西部に来ることを楽しみにしています。ホノルル、特に西オアフは、イベント会場が足りません。この広い施設は、このコミュニティーと観光客向けの会場のニーズを、比類なき環境で満たしてくれます。私たちは、この施設が、フェスティバル、パーティー、文化イベントなどをホストする西オアフの共有地になることを願っています。」(イベント・インターナショナルCEO、リック・シュナイダー氏)
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