米国の不動産協会、IREMとCCIM

ハワイへの移住と赤字続きの不動産投資

私たち家族は、1991年に日本からハワイに引っ越してきました。引っ越して間もなく、私はある大きな教会のスタッフとして雇われました。日本人の信徒さんが十数人いたのですが、95年に彼らと日本人教会を始めました。人数も少なく、学生さんが多かったので、教会からの給料では生活できないと思い、ヒューストンの郊外にアパートを買ったのですが、生活の足しになるどころが、天災や人災だらけで、毎年赤字が続いていました。

興味のある方は私の悪戦苦闘の記事をご覧下さい。
素人の不動産投資

2000年に、私はあることを思い立ちました。教会は、今ではかなり制度化されていますが、聖書の時代の礼拝は、信徒の家に集まって行われ、教会は草の根的なものでした。私もその根本に立ち返るべきだと思い、信徒さんたちと相談して、家々に分かれて集まるようにしたのです。それまではコミュニティー・センターを借りて礼拝をしていましたが、その必要もなくなり、また、今までのように私だけが牧師と言うのではなく、みんなで協力してやるようになりましたので、私は給料をもらうのを辞めました。それまで人件費や建物に使っていたお金は、教会の本来の働きである布教や、困っている人の救済に使えるようになりました。しかし、それでなくてもアパートの赤字を埋めるのに困っていた私たち家族は、なくなった給料をどのように補填するのか、プランは全くありませんでした。

IREMとの出会い

そんな10月のある日、朝早くシカゴの通訳派遣業者から電話がかかってきました。その日から3日間、ワイキキでセミナーをするのだが、その通訳をすることは可能かと言うのです。私は、当時、病院や警察署などの公共施設に通訳を送る非営利団体で、通訳として働いていました。と言ってもアルバイト程度で、それで生活ができるほどの収入はありませんでした。自分で通訳業の宣伝をしていたわけではありませんので、この業者はきっとほかの通訳に連絡し、その人から私の連絡先をもらったに違いありません。そのセミナーが、IREM(全米不動産管理協会)のセミナーだったのです。私は、無事三日間のセミナーの通訳をすることができました。

この団体は、11月にもサンフランシスコで同じようなセミナーをしたそうです。ところが、その時に派遣された通訳がすごく下手で、ほとんど何もわからず、日本から高い授業料と旅費を払って参加して受講生たちは、それを全部無駄にしてしまったのです。それが理由で、この団体は、何かあるたびに、旅費を払ってでも私を通訳として呼んでくれるようになりました。このようにして、私の経済問題は、一挙に解決されたのです。

ハワイで不動産のライセンスを取る決断を

それからIREMとの20年近いお付き合いが始まりました。また、IREMの姉妹団体のCCIM(全米不動産投資顧問)の通訳もするようになりました。これら二つの団体は、米国最大の職業団体である全米不動産協会の下部組織です。全授業の教科書を訳し、全セミナーの通訳をするうちに、私はずいぶん不動産の知識が増え、これら二つの団体の会員の多くが、私のことを、通訳ではなく、英語のできる不動産業者だと誤解するようにさえなってきました。

と言うわけで、私は多くの人に勧められて、とうとうハワイで不動産のライセンスを取る決断をしたわけです。ハワイの不動産に興味を持っておられる方は、IREMCCIMのメンバー以外にもたくさんいらっしゃいますので、少しでもお役に立てれば幸いです。

これら二つの団体は倫理を大切にしています。

参考 全米不動産管理協会(IREM)の日本支部IREM JAPAN 参考 全米不動産投資顧問(CCIM)の日本支部CCIM JAPAN

日本では、「不動産屋のおじさん」と言うとあまり印象がよくないようですが、この団体が発行している資格は米国では非常に権威のある資格です。
私も、皆さんに信頼される不動産業者になることを目指しています。

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