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日本より数倍得する米生保に入りやすくなった:今がチャンス

 IREM(全米不動産管理協会)ハワイ支部が毎年開催しているゴルフトーナメントが今年も開催され、日本支部も招待されました。それに伴い、その前日、ハワイ最高級のコンド、ワイエアのシアタールームでセミナーが開催され、私も、普段介護している母にショートステイに入ってもらって久しぶりにハワイに戻り、参加しました。米国の生命保険に関する話をしてもらったらどうかと提案したのですが、予想以上に良い内容でしたので、ご紹介します。

 金融ビッグバンで自由化が進みましたが、保険は自由化されませんでした。海外の商品が日本で自由に買えるようになると、日本の生命保険会社がみな潰れてしまうからです。その代わり、日本政府は、海外の会社が日本に参入して、日本式の保険を売ることを認めました。

 日本の保険会社を守るために、外国の商品を日本で営業することはできません。海外の保険を購入することは一応違法なのですが、罰金はたったの50万円で、現実的にはこの法律は施行されていません。日本政府としては、海外からの保険金で税収入が発生するので、見て見ぬふりをしているようです。そんな中、日本の富裕層は、米国やオフショアの生命保険が日本の数倍条件がいいことを知って、利用していました。

 しかし、日本に進出している保険会社は、日本で日本式の保険を売ったほうが儲かるからだと思いますが、米国に住んでいない日本人に保険を売ることはしなくなりました。現在、外国人向けに生命保険を出しているのはリンカーン生命とパシフィックライフ生命の2社だけです。

 私が数年前に調べたときには、米国で実際に活動している会社を持っていなければ入れないということでした。しかし、要件はころころ変わるそうで、今はかなり入りやすくなったそうです。しかし、またいつ変わるかわからないそうで、このブログで紹介している内容も、現時点のものに過ぎません。また厳しくなる前にぜひご検討ください。

 プレゼンをしてくださったのは、EKベネフィッツ・コンサルティング代表の木村エリカさん。まだお若いですが、有能な方です。

 米国の生命保険は、健康状態によってリスクが細分化されており、特に健康な方にとっては非常に安価です。保険料を下げるために生活習慣を変え、健康になったという方も多いです。保険に入った後でも、健康診断をやり直して、保険料を下げてもらうことは可能です。タバコや暴飲暴食をやめただけで何万ドルもの保険料が節約できるとなると、いいインセンティブになりますよね。

 配偶者や子供のためにお金を残したい場合は死亡保険金を高く設定し、自分が生きている間に年金として受け取りたい場合は低く設定できます。米国の株価指数に連動していて運用利回りが高く、途中で契約を変更することも可能です。なお、死亡保険金は最低$100万(約1億5千万円)です。

 米国に銀行口座がなければなりませんが、ハワイの場合、いたって簡単に開設できます。加入できるのは18~75歳で、米国との何らかのつながりを証明できなければなりません。これがずいぶん緩和され、米国でビジネスをしている、不動産を持っている、ご自身が留学している、子供が米国に住んでいることなどが必要となります。

 不動産専門の私が生命保険の話をする理由がここにあります。この四つの条件の中で最も簡単なのが、米国での不動産所有だからです。多くの物件を持つ必要はなく、木村さんの顧客の中には、2500万円程度で買えるアラモアナホテルの一室を購入して保険に入った方もおられるそうです。

 保険金は最低$100万で、パシフィックライフは$500万、リンカーンは$100万の総資産が必要です。また、パシフィックライフ社は、被保険者が毎年米国に15日ほど滞在することが条件になっています。保険加入の手続きは米国でする必要があり、木村さんを通してする場合は、ハワイに来て血液、尿、心電図などの検査をしてもらうことになります。

 それでは、どの程度の保険金がもらえるのか、保険料を10年間支払い、年金を10年受け取るという条件で具体的な話をしましょう。年金を受け取らない場合は、死亡保険金が増えます。以下は、現在44歳で非喫煙者の優良体の男性が、65歳から10年間年金を受け取るという想定です。

年金型生保

 実際の利回りがいくらになるかはわかりませんが、過去の履歴によると6%が平均です。この表は、最後の欄の利率に基づいて計算されています。日本の保険の場合、掛け金がそのまま戻る程度ですので、いかに条件が良いかが分かるでしょう。

 私は二つの異なるタイプの生命保険に入っており、一つは何らかの障害で仕事ができない、あるいは介護が必要な場合、もう一つは年金目当ての投資型保険です。後者は、入ってまだ10年もたっていないのですが、去年、利率がどうなっているか聞いたところ、6%をわずかに切っており、代理店の方も恐縮している様子でした。米国では、6%を切ると低いという印象なのです。パンデミックで乱降下して、上がり始める前でしたので、仕方がありません。

 ご興味ある方は、私あるいは木村さんにお問い合わせください。木村さんに直接お問い合わせする場合は、私からの紹介であることをお知らせいただくと、紹介料がもらえますので助かります。連絡先は、erika@ekbenefits.com、電話番号は808-460-8187です。

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日本の数倍得する米生命保険に入りやすくなった
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