今日は日本に関する話なのですが、「これを知っておくと絶対に損をしない不動産会社との付き合い方」をお届けします。不動産会社はボランティアではなくビジネス。彼らが裏で何を考えているか、その「仕組み」を見抜きましょう。
1. 仲介手数料の「消費税」、正しく知っていますか?
不動産売買の仲介手数料の上限は、よく「3%+6万円」と言われます。
仲介手数料の上限 =(物件価格 × 3% + 6万円)+ 消費税
ここでプロでも間違えがちなのが消費税の扱いです。「土地の売買」自体に消費税はかかりませんが、仲介会社に払う「仲介手数料」には、土地分だろうが建物分だろうが全額10%の消費税がかかります。見積もりを見て驚かないよう、正確に覚えておきましょう。
2. 仲介業者が狙う「両手仲介」の甘い罠
不動産会社の本音は、売主と買主の双方から手数料をもらえる「両手仲介」です。そのため、あなたが他社の良い物件を見つけてきても、自社の利益(両手仲介)にならない場合は「あの物件はやめた方がいい」と嘘をついて引き止めることがあります。
ちなみに不動産先進国の米国では、これが「利益相反(双方の味方をするのは不可能)」として、法律で厳しく制限・禁止されている州がほとんどです。彼らが自社の利益を優先していないか、冷静に見極める必要があります。
3. 「仲介手数料無料」のからくり
「手数料無料・半額」をうたう会社もありますが、親切心ではありません。裏で売主側からたっぷりボーナス(インセンティブ)を貰っているため、買主から取る必要がないだけです。業者はその物件を「高く売りたい」わけですから、あなたに物件を高く買わせるための営業トークが仕込まれていると考えた方が自然です。
4. 地価高騰時に横行する「業者転がし」
マンションが建つような一等地の売却(相続案件など)でよくある闇が、仲介業者が大手の開発会社(デベロッパー)に直接売らず、わざわざ中間に「土地の買取業者」を挟んで何度も転売させる行為です。なぜそんなことをするのか?仲介業者が、転売のたびに何度も手数料を稼げる(1粒で2度おいしい)からです。
最初からオープンな入札にしていれば、売主は2〜4割も高く売れた可能性があります。業者の都合で、売主の利益が削られているのです。
まとめ:騙されないための自衛策
プロの都合に振り回されないためには、以下の3つが不可欠です。
- 都合のいいことばかり言う業者は疑う
- 「どうやって広く買い手(物件)を探すのか」を具体的に突っ込む
- 1社に任せきりにせず、複数社を比較する
相手の「儲けの仕組み」を知っておけば、騙されるリスクは激減します。賢い消費者になって、大切な資産を守りましょう!
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