ファイザー・ワクチン接種に至った経緯
昨日、ファイザーの2回目のワクチンを接種しました。私は、ファイザーの治験に参加したのですが、ボランティアの半分はワクチン、後の半分はプラシーボを接種します。去年12月に同居している息子がコロナに感染したとき、私は陰性でしたので、私はワクチンを接種したのではないかと思っていたのですが、先月電話があり、実はプラシーボでしたとのこと。本物のワクチンを接種したいですかと聞かれましたので、もちろんと答えて、接種してもらったわけです。
ワクチンの副作用
私の家族は、家内以外は全員職業上の理由で接種していますが、何ともなかったのは三男夫婦だけ。副作用が一番ひどかったのは長男の嫁で、モデルナでしたが、2回とも熱が出ました。同じくモデルナの次男は2回目に発熱、ファイザーの長男も2回目に発熱がありましたが、全員大した熱ではありませんでした。私は2回とも体がだるかったですが、発熱はなし。接種した日よりも翌日の方がだるく、今書いているこのブログも、内容が変だったらそのせいにしてください。
若い人ほどワクチンに対する反応が早くて、副作用がひどいそうですが、随分個人差があるようです。早く集団免疫ができないと、ウイルスがどんどん突然変異していくそうですので、これは単なる個人的選択ではありません。日本で接種が始まるころには、他の国でもうかなり進んでいると思いますので、ちょっと安心できるかもしれません。
ハワイのコロナの状況
3月6日時点でのコロナの状況を表にまとめてみました。
米国 | ハワイ州 | オアフ島 | |
感染者数累積 | 29,193,273 | 28,000 | 22,260 |
今日の感染者数 | 63,054 | 35 | |
死亡者数累積 | 527,917 | 443 | 353 |
今日の死亡者 | 2,357 | 2 | 2 |
米国の人口が約3.3億で、ハワイは141万人ですので、ハワイ州の人口が国全体に占める割合は0.43%。しかし、感染者数と死者数が全体に占める割合は、それぞれ0.1%と0.08%ですので、全米の約4~5分の1です。ハワイは地続きではないので、空港での厳しいチェックが功を奏したようです。ワクチンは、全米の8.6%が2回の接種を終えており、16.7%が少なくとも1回の接種を受けています。
町をドライブしていると、車の込み具合はパンデミック前に戻った感じです。私たちが住んでいるコンドの近くのレストランも、以前はがら空きでしたが、昨日通りかかったら、かなり盛況でした。しかし、ワイキキはまだ寂しいです。特に、ホテルの稼働率はまだまだ。
株価下落の理由
ここ数日、株価が反落しましたが、そのきっかけと思われる一つの理由は、米10年国債の金利がS&P500の配当率と同じになったことだそうです。通常なら、同じになることは株にとっていいのですが、今まで、国債の方が株の配当より低いという異常な低金利が続いていたので、その上昇が株の反落のきっかけになったというわけです。
私の株を管理してくれているマネーマネージャーは、おしゃべりが大好きで、2週間に1回、ズームで勉強会をしてくれます。私は、株のことはよく分からないのですが、いつも彼のおしゃべりを楽しんでいる一人です。彼が言うのは、反落のきっかけは別にあるというのです。もし、国債の金利が株の配当率まで上がったことが理由であれば、国債はもっと売れているはずだが、そんなことはないそうです。株が落ちた理由は、米国の会社が経済再開のために必要な資金を得るために、持っていた株を売り出したことが原因だと言うのです。だとすれば、今回の下落は経済回復の前兆ということになります。
ジョンソン&ジョンソンのワクチンは効果が低い?
いくつかの州がロックダウンを解除し、経済が回り出す時期が近付いている感じです。ハワイも、一時は1日に300人以上の感染者が出ていましたが、10分の1くらいに減りました。ワクチンも、3つ目のジョンソン&ジョンソンが承認されて、5月末にはアメリカ人全員に行き渡るそうです。
ジョンソン&ジョンソンは効果が低いですが、その一つの理由は治験に参加した人の多くがアフリカ人で、変異したコロナのアフリカ株に対する効き目が低かったことかもしれないという報道がありました。ファイザーやモデルナも、アフリカで治験をしていれば、効果は下がったかもしれません。どのワクチンを接種してもらうかを個人が選ぶことはできないので、ジョンソン&ジョンソンに当たった人も断らないで早く受けるようにと奨励されています。
1日も早く日本その他の国からの観光客が戻るのを待っています。
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