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ジローの不動産サイトがアダルトサイトと大接戦

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Zillow VS アダルトサイト?!

 今日は、米国で人気の不動産サイト、ジローに関する面白いインマンの記事をご紹介します。

ジローは、米国最大の不動産サイトですが、最近のインマン記事によると、ジローを毎日何時間も見ている人がいるそうです。その中には、実際に売買する気はない人、あるいはできない人も多いとか。家を見ながらアメリカン・ドリームを見ているだけで、見出しにはアダルトサイトといい勝負だと書いてあります。

アダルトサイトとの比較のきっかけになったのは、サタデー・ナイト・ライブという人気風刺コメディー番組が、ジローとテレフォンセックスを比べたのがきっかけですが、カリフォルニアのシュアティー・ファースト社の千人を対象とした調査によると、何と半分以上の人がジローを一日に1時間以上見ているというのです。不動産エージェントの私でさえ、そんなには見ません。多いのは、若い男性だそうです。

 

アメリカンドリームの実現に欠かせないマイホームの購入

ジローには、物件の価格変更などがあった場合に通知してくれる機能がありますが、買ったり借りたりするつもりのない家にその通知を設定している人が何と39%。全体で41%の人が見過ぎで仕事や家庭生活に問題をきたしているとのことです。知り合いの家の価値を調べるという人が63%、上司の家を調べるという人が53%。57%はリラックスするために夢を見ていると答えています。

62%が今の家より十万ドル以上高い家を見ており、64%が、買えないと分かっているのにエージェントに連絡したことがあるとか。迷惑な話ですね。しかし、夢はそこでは終わりません。80%は、週に一度はジローで見た家の夢想にふけり、44%は見た家に愛着信を持ち、51%は家を購入した後も見続けるとか。パンデミックでジローを見る時間が増えたという人が47.6%、同じという人は43%、減ったという人は9.4%です。

見ているのは若い人が多いということですが、ということは家を買えない人が多く、夢を見ているだけなのでしょう。この統計は私も驚きましたが、それだけマイホーム購入がアメリカン・ドリームに欠かせない要素だということを意味しているのでしょう。家の購入は、普通の人の経済的人生設計の中心で、富を築く最も有効な手段です。

Zillow(ジロー)の中毒性

 ジローは、レッドフィンやリアルター・ドット・コムなどのサイトと比べて、それほど大きな違いはないと思いますが、当時第二の不動産サイトだったトゥルーリアを買収して、絶対的なシェアを獲得しました。アーバンの従業員の方に、実際にジローを見てもらい、中毒になるかどうか試しましたが、大丈夫だったようです。日本と違って、ステージングして、プロの写真家が撮っている写真が多いので、インスタを見ているようだというご感想でした。

肝心のジローとセックスとどちらが良いかという質問ですが、ジローと答えた人が49%、セックスが51%だったそうです。この二つ、似たところがありますね。世の中に同じ家は二つとありませんが、それは、人間にも言えることです。見飽きない理由は、その辺にあるのでしょうか。

 

今日は、米国第一の不動産サイト、ジローの人気に関する興味深い内容をご紹介しました。

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Zillow(ジロー)の不動産サイトがアダルトサイトと大接戦
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